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【龍が如く0】桐生さん編その4 [龍が如く0]

龍0をクリアしたのはストーリーが気になって仕方がなくなったから、というのがまず大きな理由なのですが。
もう一つ別の理由があったりもします。
それは9月24日に発売した「うたわれるもの 偽りの仮面」を心おきなくプレイするため!
ええ、これが出るのずっと待ってたんです。
このゲームも世界観にどっぷりはまってストーリーを追う系なので両立は難しい。中途半端はあかんわけです。
なので龍0をやりきってからこちらに移りたかったのです。
これが発売する直前に旅行に行くっていうのもあって、クリアをしちゃったんですよね。

と言う訳でいろんなことが明らかになる十三、十四章辺りのお話です。







いやあ。壮絶でしたね。
なんか色々と内容が濃かったです。
だって、尾田の過去が凝縮されてて、立華とマコトの関係が明かされ悲しい再会があって、お腹いっぱいでしたよ!
そして錦が相変わらず桐生さん好きすぎる!
男たちの熱きドラマって感じでした。
十三章始まった時に無駄に尾田ちゃん情報が入ってくるなあ、と思ったら尾田ちゃんの過去ががっつり今回の原因作ってたし、立華への感情が少し歪んじゃってるんだなって思いました。
いや、歪んでるって言うのも変な表現か。
せっかく男惚れした「この人こそが俺の兄貴分!」ってすごくまっすぐな感情で立華に接していられたはずなのに、立華の妹のマコトを攫ってうっぱらった(酷い)ことで立華に対してまっすぐな感情だけじゃない、決してとれない枷ができたようなものじゃない?いつこのことがばれるのかひやひやしながら彼のそばに立ち続けたんでしょう?
複雑だよね。
きっと立華に出会ってから尾田はそこまで馬鹿な事をする事はなかっただろうし、立華に仲間になってもらった後はそれなりに「のし上がるための悪さ」をしてきたんじゃないかな?って思う。
まあ、悪い事は悪いことなんだろうけどあの当時の事だから。多少強引な方法で商売をしてみたりとか、やってた程度に収まったんじゃないかな?人身売買や殺しからしたら可愛いものなんだと思う。
悪いことだけど。
それまでの尾田がやってきたことは「のし上がるための悪さ」じゃなくて、快楽・娯楽・己の欲求のための悪さだったんだと思う。それをやって金を手にして遊ぶための悪さ。
でも立花はハングリー精神が旺盛だっただろうし、もっと建設的な考えを持ってただろうし。
前章(9,10章あたり)で立華と尾田と共闘ができたんだけどさ(ヒートアクションあり)、尾田はともかく立華が何であんなに動けるんだろう?って不思議だったんだ。だって、義手だし透析するほど体弱いし。
でも納得だね。完全版な立華は尾田がどうにもならない位強かったんだし。体が動きを覚えてそう。後がつらいけど。
閑話休題。尾田ですよ。
ほんとな、あの人社長好きすぎるでしょう!!!
今作は本当にこういう人が多いね。桐生さんがおやっさん好きすぎるように、錦が桐生さんを好きすぎるように。
っていうかさー。尾田っていつか裏切るんじゃないかって思ってませんでした?
立華にはそれを感じなかったけど、尾田にはそれを感じたんだ。あ、こいつ後半で裏切って銃をこっちに向けてくるタイプだって。
立華と尾田の過去を知らない時は尾田が立華を裏切って会社乗っ取りを画策してるんじゃないかくらいまで考えました。そこまではいかなかったけど。
でも、尾田は渋谷と繋がっていたし立派に裏切りはしていた。
尾田的には「俺もがんばったけど、結果的に駄目だった」というシナリオを描いてたんでしょうね。桐生さんにはそれほどの情はない。マコトはむしろ消えてほしい。てか、真相を知った桐生さんも消えてくれれば尾田はマコトに関する過去を永遠に封じて立華のそばにいられる。
カラの一坪が東城会の手に渡り、その結果極道世界がどうなろうと尾田的には構わなかったってことなんでしょう。それよりも過去を清算して立華と一緒にいたかった。
むしろカラの一坪の件を早く終わらせて、立華を安全な立場にしたかった。渋谷とつながり、情報を流してたのはそういうことなんじゃないかな。
とはいえどう転ぶか悩んでいた所はあったと思う。真島の兄いにしてもそうなんだけど、迷ってどっちもずるずると引きずりながら流されるように行き詰っていくっていう感じ?
桐生さんとか立華みたいなのは、何にぶち当たろうと自分の意思で進むじゃない?でも尾田とか兄いはちょっと違った。
「自分的にはこうなってほしい」という希望がありながら、そっちに自分を振り切ることもできず周りの行動に流されて自分の生きたい方向に行くのもままならない。
大方の人がそういう人生を歩んでいるとは思います。桐生さんとかがおかしいんだよ。
尾田も流されていきついた所で、自分がどうなりたいかを決めることになった。その決断を促したのは、桐生さんなのかな?って思ってます。
桐生さんにすごい幻想を抱いているわけじゃないんだけど、桐生さんは「ふらふらとしている人の目を覚まさせる」力があると思うんだ。自分自身がまっすぐだからかな?尾田みたいに悪い方に流されそうになってる人の最後の良心をシャキッとさせるっていうか。やる気にさせるっていうか。
錦にしてもそうだと思うんだ。錦は世の中の流れを知っててそれにうまく乗れてるけど、桐生さんって言う流れなんて関係ない馬鹿がいるおかげでちゃんと自分を見失わないんだとおもう。
錦にとっては道しるべみたいなもんで、表向きにはあれこれと世話のかかる親友だぜ状態で錦の方が上から物を言ってる感じがある。でも、根底では錦は桐生さんに寄りかかっているんだろうね。
龍極ではこの拠り所がいなくなってからの錦が見れるそうなので楽しみです。
閑話休題2、尾田だ。
尾田もそんな感じで桐生さんのまっすぐさにあてられたんだと思う。最後の選択は悲しい別れだったけど、尾田はちゃんと立華の願いをかなえるために動いてくれた。
立華も本当に芯がしっかりしてたよね。だからこそ尾田もあそこまでなついたんだろうなって言う気がする。
折れない。桐生さんバリに折れない。
立華は桐生さんの事を「友人」と言ってるけど、あのまま立華が生きてたらちゃんと友人になれたんだろうなって思う。つくづくおしい人をなくしました。
てか、立華って友達いなさそうじゃん?「なんかつっけんどんな感じで近寄りがたいんだよねー」って敬遠されそうじゃん?
桐生さんは空気読まない系だからそういうの気にしないからよかったのかね。
それ以前に風間のおやっさんから桐生さんに関してあれこれ聞いてて、親バカ全開のおやっさんが桐生さんの事を盛り盛りで話したから、立華も桐生さんに対して幻想わいちゃってたのかな。

桐生さん編のたびに言う「錦は桐生さんの事が好きすぎる」ですが、今章でも言います。錦は桐生さん好きすぎるでしょう!!!
結局錦は組残留(自分の身柄とか立場とか、極道社会的な筋の通し方)よりも桐生さんをとったわけですし。
ほんとな!!!錦の桐生さん好きすぎ状態を見るたびに「何があったのよほんと!なんであんなことになったの!?!?」って言う思いがすごくわき上がる。こんなにも大事にしてる桐生さんの事を錦はどうして裏切ったんだろうって。ほんと、涙が出るくらい。
そして、そんなにも桐生さんを大事にする錦を見てて「桐生さん、よかったね。錦が桐生さん大好きで一緒にいてくれるよ」って言いたくなる。こんな錦を見ていたら、そりゃあ桐生さんは混乱するわー。
この章は悲しい再会で幕を閉じ、いよいよ話は佳境に入ってくるわけです。
桐生さんと真島の兄さんの次の接点は?
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